今の日本では、戦争を肌で感じたひとは少なくなっています。
多くの人は、映像で見ているだけ。
言い換えればゲーム感覚のような見方をしている人もいるようです。
ゲームと戦争は違うのだけど、本当の怖さを知らないと分からない。
死ぬということも、身近で亡くなった人を直に見ないとわからないものです。
私の小学一年生のときに太平洋戦争がね始まりました。
日本の戦争は、日清戦争、日露戦争、日中戦争などが、すでにありましたが、真珠湾攻撃でアメリカと戦争を始めたのが昭和16年だったのです。
この戦争は第二次世界大戦と言われますが、日本政府の公式な名称は「大東亜戦争」です。
太平洋戦争などと一般には言われることもあります。
1945年になると国内でも米軍の空襲が始り、身近になってきます。
白昼堂々とB29爆撃機が上空を飛びます。
高射砲の弾丸が届かない高空を飛んでいきます。
その音が、未だに渡しの耳に残っております。
巨大な爆撃機が大編隊でとゔ姿など見た人は、今でも余り知らないでしょうね。
3月13日の夜、大阪に大空襲がありました。
それを敬虔した恐怖は、現在報道されているウクライナの戦況などとは規模の違うものでした。
東京では3日前に一晩で十万人が死にました。
大阪にはB29爆撃機が270機文字来襲して
焼夷弾を花火と間違えるほどに落として民家を焼き払いましたが、その只中に私がいたのです。
翌朝、多くの死体を人々が焼け残った木材で焼いている現場も見ました。
大阪にはその後も6回の空襲がありました。
神戸にも、名古屋にも多くの場所に空襲がありました。
航空母艦から発進した艦載機が来襲して、機銃掃射する現場にも居合わせました。
船舶が機銃掃射で沈没するのも見ました。
戦争は絶対にしてはいけません。
戦争を避けるというのは、今回のウクライナの場合にも言えることですが、とても複雑であります。
女性がもっと社会に進出することが平和な社会になるではと思います。
ドイツの女性首相は素晴らしい方でしたね.