以前から、9月末現在を待って、今後の新型コロナウィルスに関する予想を書きますと言ってきました。
専門家たちも口を閉ざしています。難しいのでしょう。
第一波グラフ波型、第二波、第3波、第4波、までは、それぞれ波形が似ています。そして倍々に増えていますね。
第5波は、それまでと違って、余りにも急激な増え方で、波形も急峻な形をしています。
これはデルタ株によるものでしょう。
ここまでは、納得のできる経緯です。
分からなくなったのは、急激な下降線です。
登りつめた頃、わたしの知り合いが5人も感染しました。
身近にデルタ株が迫っていると言う(危機感)が漂いました。
次の瞬間に、一気に下降し始めて今日を迎えています。
ワクチン接種に、力を注いだ菅首相の退任を祝うかのように激減しています。菅さんとしては気分が良いでしょうね。
この激減は(危機感)がもたらした自己管理によるものか、ワクチン効果か、ウイルスに何らかの問題が出ているのか分かりません。
ひとつだけ、かも知れないということがあります。
東京をはじめとする関東の九月の気温が異常に低かったことです。記録的な低温でした。
前にも書きましたがデルタ株は低温度には弱いのかも知れません。
以前から訴えていることですが、早く最近のウイルス解析情報を公表して欲しいのですが、何故か沈黙したままです。
デルタ株が健在なのかどうか、最も重要な解析の情報が出されていません。
そこで、大胆にも私の予測を書きましょう。
デルタ株は、市中感染による抗体を持っている人間が増え、ワクチン接種によって抗体を持った人も増え、新たに取り憑く人間が少なくなったことで、新たな変異が起こらず、生き残りにくくなっていると思う。
このままなら、収束に向かうだろうが、問題は規制が弱くなり、自己管理も甘くなるだろう10月が問題だ。
大阪、兵庫、四国、九州地方などでは、まだまだデルタ株はしっかり生きている。
油断すれば活力が蘇り、12月から第六波が来る可能性もある。
10月、11月の国民の自覚次第でしゅうそくに持っていけると踏んでいる。
毎日の感染者にだけである目を向けないで、死亡者数にも目を向けてほしい。
九月の死亡者数の多さに、毎日データーをとりながら胸が痛むのです。