中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

数字に鈍感な人でも、これならわかってくれるかな?

 私が「新型コロナウイルス」に関心を持ち始めたのは昨年の

正月でした。香港発のニュースの中に「怪しい肺炎」をおこす

ウイルスが本土内に出ているようだというものでした。

 突然、深く考える前に、これはトンでもない事態になるぞと

いう予感がしましたので、アマゾンに大型ノートを注文しました。

それがデーターノートNO1ですが、現在ではNO2を書いています。

NO1ノートに記載し始めたのは、1月15日からです。まだ日本では

感染者は一人も出ていませんでしたが、ノートは47都道府県別に

書き込めるように準備をしてありました前半の見開きの2ページには

北海道から和歌山県の30日分、後半の見開き2ページ分には鳥取県

から沖縄県までの30日ぶんの2820の記入スペースがありますが、

最初の30日間の中で記入されているのは18か所だけです。

 1月16日、神奈川県で一人、24日と25日30日2月13日に

東京都でそれぞれ一人などなど書かれています。1月28日には

北海道で一人、奈良県で一人の記録もあります。4ページが、ほとんど

真っ白という感じになっていますが、現在では、真っ黒と言っていいほど記入されています。最初のころのことを思うと、ぞっとするほどの

違いです。

 第一回の緊急事態宣言が出されたころの記録を見てみますと、

4月1日(266人)2日(274人)3日(346人)4日(367人)5日(360人)

6日(235人)7日(361人)8日(503人)9日(576人)10日(639人)

11日(743人)この日に緊急事態宣言が出されました。

当時は死亡者も少なく10日間で110人でした。

( )内は、全国の一日分の感染者数です。緊急事態宣言が出された当時の一日平均での感染者数は424人です

3/22~3/31日までの10日間では感染者数1174人ですから、

一日平均では117人となります。 いま思うと、可愛い数字ですね。

緊急事態宣言が出された日を境に感染者はどんどん下がっていきます。

あの頃が、感染拡大を抑え込む絶好の機会だったと、科学者たちは

言っています。 一気に、PCR検査を増やしておけば今のようには

ならなかったと。

 では・・・今回の異常事態宣言の数字を見てみましょう。

12月19日から28日までの10日間の感染者合計は30045人

ですから一日平均では3004人。12月29日から1月7日までの

10日間の感染者数は43、243人で、一日平均4324人となる。

そしてこの1か日間の死亡者は547人です。

 最初の緊急事態宣言のころと比べると、数字に雲泥の差があります。

現在は、すでに感染爆発が起こっていると認識してもいいのかも

しれません。 ちなみに、東京五輪の延期が決まった3月24日までに

日本では何人の感染者がいたのでしょうか?

 3月24日までの累計で、わずかに1209人の感染者しかいなかった

のです。 累計で1209人の感染者しかいなかったのに、オリンピックは延期と決まったのですが・・一日で7570人の感染者をだしている

現状の中で、ことしの東京五輪を考えることができるのでしょうか?

こういう感染病対策では政治家に任せていても何もできません。

政治家も、お門違いの感染症対策には、もっと科学的にものを考え、

世界の専門家の意見に耳を傾けるべきでしょう。 アメリカのトランプ

さんは新型コロナウイルスに感染したことよって錯乱したかのような、

迷走と妄想のなかで、アメリカの歴史に大きな汚点を残しました。

信じられないような民主主義に対する冒とくを犯してしまいました。

今日の汚点は、彼の新型コロナウイルス対応の不手際と共に、歴史に

残した汚点となるでしょう。 今日一日の一番大きなニュースは、

アメリカ議会に暴徒が乱入し、議長席まで奪うという世界の人の目を

驚かせた一事です。