新型コロナウイルスワクチンに対する期待が大きいのか
関心がつよいためなのか、町にはいろんな情報が流れている。
一番多い情報は「日本では2月からワクチン接種を受けられる」
というものだ。 ニュースなどからそういう情報が流れるので
あろうが、早とちりというのか、ニュースをしっかり読んで
いないための誤解が多いようだ。 ファーザーが申請している
ワクチンは、はやくて2月の末までに承認されるだろうとみなされて
いる。 そし承認後、最初に接種を受けるのは医療者だと決められて
いて、次いで高齢者、基礎疾患を持っている患者と順位が決まって
いるので、健康体の人たちが受けられるのは、早くて7月か8月以降に
なると思われている。 すべての希望者に接種が終わるのは早くて、
今年いっぱいかかるのではないか。 ではワクチン接種が終われば
コロナ禍が終わるのかと言えば、そう簡単ではない。ワクチンが効く
のかどうかがまずは問題だ。
ワクチンが効いたとして、世界のすべての人々に、素早く接種
できた場合はよいが、もたもたしているうちに、新しい強力な変異種が
生まれてくると厄介な問題が発生するかもしれないからだ。
とにもかくにも、素早く新型コロナウイルスの根を絶たなければならない。 一日も平和で明るい日常が戻ってくることを祈っている。
書き添えておくが、現在日本に申請させ例るのはファイザーの
ワクチンだけである。