歌手で俳優の加山雄三さん(83)が29日夜、東京都内の自宅で嘔吐し、
救急搬送されたという。意識はあり、命に別条はないが、大事をとって都内の
病院に入院中らしい。
加山さんは食後に水を飲んだ際に繰り返し嘔吐し、苦しそうな様子を見せた
ため奥さんが救急車を呼んだということだ。
誤嚥とみられ、30日午前には電話で会話できるまでに回復したが、高齢のため
入院して経過観察する・・・というニュースだった。
このニュースで私が思ったことは、永遠の青年のように見えた加山さんも
誤嚥する齢になったのか・・・だった。 人類が言葉が喋れるようになった代わりに
失った機能だと言われるが、口から入ったものが食道ではなく気管支に間違って
入ると誤嚥となる。 若い時の誤嚥は、心配ないが、高齢になって来てからの
誤嚥は気管支炎~肺炎となる可能性があり、誤嚥が原因で亡くなる人は多い。
飲み食いするときの態勢も誤嚥と関係がある。何度か誤嚥しそうになった経験
を活かし、どうすれば誤嚥しないで済むかを「学習」しておくことも大事だとおもう。
私の場合だと、80歳までに考えていた方法では誤嚥が防げなくなっていて、
いまは、態勢を変えて工夫しているので、やばいと思ったことはここ数年は一度も
ない。 自信を持ち過ぎないで、普段から誤嚥防ぎの学習を怠らないように
するのがベターだと思う。