安倍首相の辞任表明で一気に次期政権に向けての
動きが始まる。 というか、すでに2週間ほど前から
始まっていた。
安倍首相に大きな欠点があったとすれば、すれは
適材適所に人材を配することができなかったことだろう。
人材はいても、その才能を見つけ出すことができなければ、
その才能を生かすこともできない。 自民党内には人材は
いたと思っているが、結果的にみれば、安倍さんは適材適所
の内閣を作れなかった。 かれの思い込みからか、好き嫌いで
選ぶのかは知らないが、とても大臣とは言えない人を多用した。
たぶん、安倍さんが自分の思うようになる人を選んだからだと
思っている自分の都合の良い人を選んでいては、国民のための
政治は出来ない。 それが、今回の新型コロナウイルス対策に
表れたのではないだろうか。 ごますり人間が側近に多いほど
良い政治から遠ざかる。 延命政権にはなったけれども、仕事
をした政権ではなかったとおもう。 強引な法案を無理やり可決
する手法を多く用いたが、国民のための法律は作れなかった。
次期政権がだれによって組閣されるのかは分からないが、
党内から広く人材を求め派閥を超えた有能な内閣にしてほしい。
できることなら、ごますり官僚を近くに置かないで、各官公庁の
中での適材適所についても言及してほしいものだ。
延命内閣を考えない、国民のための内閣つくりをしていただきたい。