中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

横田滋さん逝く・43年間めぐみさんを待ち続けて

  北朝鮮に拉致された横田めぐみさん(行方不明時13歳)の父親で、

拉致被害者救出運動の先頭に立ってきた横田滋さんが5日午後、

老衰のため死去しました。87歳でした。 私より2歳年上だ。

年齢だけ考えても待ち続けた43年間という年付きの長さが痛いほどよくわかる。

私の娘もめぐみという名だから他人事でないような気がする。

 滋さんの長女めぐみさんは1977年11月15日、当時通っていた新潟市内の中学校

からバドミントン部の練習を終えて同市内の自宅に帰る途中に行方不明になった。

96年から97年にかけ、日本側に寄せられた脱北者の話などから、めぐみさんが北朝鮮

拉致された可能性が浮上した。 北朝鮮は02年、めぐみさんの拉致を認めたが、すでに

自殺したと日本政府に説明していた。

まためぐみさんは北朝鮮国内で結婚し、めぐみさんの娘が北朝鮮国内で暮らしている

ことも明らかにした。 写真で見るとめぐみさんとよく似ている(孫娘だ)

北朝鮮については、あまりにも分からないことが多すぎて、どうしてこんな惨い

拉致などをしたのかもぜんぜん理解できない。横田ご夫妻の人生まで奪って

しまった拉致事件は憎むべき蛮行だ。 だれもが忘れないで、この事実を覚えて

おいていただきたいものだ。