中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

米朝首脳会談に影を落とすのは安倍首相か

 6月とみられる米朝首脳会談は順調にことが進んでいるようにみえるが、
一抹の不安があることも確かだ。 安倍首相がトランプ大統領に対して
北朝鮮に気をつけろ、信用するな」「完全非核まで経済制裁の手をてを
緩めるな。」「拉致家族を返すようにアメリカから言うべきだ」という要求を
している。
 トランプ氏は、安倍さんの求めに応ずる姿勢でいるし、敬愛制裁を強めた
結果として、北朝鮮が非核化を決断したと表明していて、今後も制裁を
続けるといっている。
 ところが、そのようなアメリカの姿勢に対して北朝鮮は初めて反論してきた。
北朝鮮の「朝鮮半島非核化」は、アメリカの制裁の結果としてではなく、我々の
意志なのだという。
 もしかして米朝首脳会談が頓挫しかねない気配になっているように思える。
安倍さんは北の脅威がある方が内政をやりやすいし、憲法改正もやりやすい。
その安倍さんの思惑がトランプの決断を鈍らせているのではないか。
 しかし、安倍さんの思惑は、今後の北朝鮮、韓国、中国との関係さえ面倒な
かたちにしてしまうのではないかと案じている。
 歴史的な関わりを持ってきた北朝鮮と複雑な関係になるのは避けるべきでは
ないだろうか。