中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

科学が新型コロナに追いついてくれることが最良だが

  日本では、ここしばらく感染者数が減ってきて、落ち着いてきている。

このままいけば「世界の奇跡」と言われるかもしれない。早い話が、

締め付けているだけなのだが・・耐えている間に新薬が誕生してくるとか、

ワクチンが完成するとか、世界中のだれでもいいから、偉業をなし遂げて

ほしいと願っている。  そんな思いの中で新型コロナウイルスを識別して

無力化する抗体が見つかったという発表があった。

花王と埼玉大発のバイオベンチャー・EMEなどの研究チームが100億種類

以上の候補の中から分離に成功したと、今日発表した。今後、この研究が

診断薬や検査薬への応用が期待されている。

 抗体はウイルスなどに結合するたんぱく質。チームは、ラクダ科動物に

由来し、一般的な抗体の10分の1の大きさで構造も単純な「VHH抗体」と

呼ばれる抗体を候補にして探索したという。 新型コロナウイルスによく

結びつくが、風邪を起こす他のコロナウイルスには結びつかないものを

見つけた・・・ということだ。ラクダ科動物に由来する・などと聞くと一瞬

あのマーズのことを考えてしまった。

 新型を効率よく見分けるため、チームは抗体を外部の研究機関に提供

するなどして、PCR検査より早い診断・検査への応用を目指すという。

大量生産にも向いているという。北里大学の協力で、この抗体がウイルスの

細胞への感染を抑えることも確認した。なにかとてもいいニュースのように

思っているのだが・・早く追いついてきてくれよ!!と、願っている。