中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

アメリカと言う国から、だんだん気持ちが離れてしまった

 実は、アメリカが大好きだった。だから・・何度も何度も訪問した。

アメリカ全土とは言わないが、かなり多くの土地を訪ねた。

 都市によって様相が全く違うということがその魅力だった。同じ国に

思えない変化を楽しむことができた。人種の多さにも驚き、これほどの

人種が差別はあるだろうが・・それでも・・生きていける社会であり、

アメリカンドリーム」の存在する国としての魅力があった。

30年ほど前だったか、抽選で永住権を手に入れた人もおおい。そのころ

不法滞在者であっても、10年間、犯罪を犯さず、アメリカ本土から出国

していないことが証明されたら永住権を与えるという法律があることにも、

驚いたものだった。

 そのアメリカは、トランプ大統領の登場で分断が進んでいる。少数派は

どんどん追いつめられている。今では・・ホームレスが年々増加していて、

治安の悪化も見られる。 なぜ?ホームレスになるのか? 家賃が高額化

して、家賃が払えなくなって・・ホームレスとなっていく。 そのような

人たちは、インフルエンザのワクチンも打てない。 先日も書いたように

昨年度は約8万人がインフルエンザで命を失ったという。トランプ氏から

みれば・・余計なものが消えた・・と、思っているだろう。今年はすでに

これまでに米国内で1500万人が感染し、子ども少なくとも54人を含む

8200人が死亡している。CDCによれば、インフルエンザの流行は11

週連続で続いており、今後も数週間は続く見通しだという。

 トランプ大統領の経済政策で所得が5%増えた人たちもいる反面で、多く

の弱者を作っている。どんどん歪んだ国になっていくアメリカには、もはや

アメリカンドリーム」はないのだろうか。