2020-01-31 かんぽ生命の、恐ろしいまでのあくどさ かんぽ生命の保険の不適切な販売問題で、日本郵政グループは全容の およそ22万件について追加で詳しく調査をすることを正式に発表しました。 日本郵政グループは先月、保険販売の業務を3か月間停止するなどの行政 処分を受け、31日、総務省と金融庁に業務改善計画を提出しました。具体的には、過去5年間に10件以上新規の契約をし、その3割以上が解約や 失効になるなど多数の契約をした人や、保険の対象となる被保険者を替えた 「ヒホガエ」と呼ばれる契約を行った人などが対象だとしています。これまでは古い契約から新しい契約に乗り換える際に、顧客が保険料を二重に 支払うなどしていた事例が、およそ18万3000件を詳しく調べてきましたが、 対象が大幅に増えることになるということです。 かんぽ生命の場合は、意図的にやった形跡があり悪質としか言えません。 すっかり、悪事を調べ上げ、組織問題も含めての報告を待ちたい。 日本郵政グループは、これまで詳しく調べてきた中で、29日の時点で法令 違反が106件、社内ルール違反が1306件と、合わせて1412件の不正な販売 が確認されたことも明らかにしました。先月時点の670件から、不正の数は 大幅に増えています。