台風19号で避難が遅れて亡くなった人がいる。それぞれに
事情があったのだとおもえる。 わざと逃げなかった人もいるに
違いないと考えたりする。 わたしもたぶんそうするかもと
思うからだ。 私の場合で考えると、避難勧告が出た時点でどう
するかだ。避難場所の小学校まで下りの急坂で1キロ歩かなけれ
ばならないが、お天気の日ならべつだが、悪天候の中を移動する
ことは難しい。 移動できたとしても、小学校の講堂で一夜を
過ごすことなど不可能だ。足腰の悪い高齢者が板の上に毛布を
敷いたところでは横になれない。多分、一夜を過ごした後に
肺炎を起こして入院する羽目になることは目に見えている。
持病として持っている私の場合は100%悪化するだろう。
この歳になって、入院するということは死につながるのは目に
見えている。健康は、あくまで自己管理が大切である。
だから・・私たちは話し合って、避難勧告があっても避難しない
ことに決めている。万一のことがあってそれは運命だと思って
いる。 しかし、早目に確実な情報が得られる場合は、ホテル
などに避難しようと考えている。 横断歩道、交差点などで
高齢者の歩き方をよくよく観察してみてください。住宅地に
近い地点での横断ほどなどで、10分も観察すれば、足腰の悪い
老人がいかに多いかに気がつくでしょう。そういう人たちは、
悪環境での避難の難しい人たちなのです。新聞記者が書いてる
ような訳にはいかないのです。気象庁の呼びかけに応じられない
人たちなのです。