中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

野球部員減る一方・今後の課題

 少子化の影響もあるだろうが、高校の野球部員は年々減る一方だ。
この現象を今後どう改善できるか、日本人にもっともなじんだ野球人気
への影響はあるのだろうか?
 高野連の調査では、硬式野球の部員数が前年から9317人減となり、
15万人を割り込んだという。軟式野球も8214人が減っている。
  ここで問題は、現在の部員数が減ったということよりも、せっかく入部
した部員の退部者が多いことなのだ。 退部の原因には様々な事情が
あるのだろうが、部活動が楽しいものではなかった・・と言うことだろう。
 日本の高校では、部活動の捉え方が諸外国とはかなり違うようだ。
まず、楽しめる要素が少ない。先輩後輩の関係などは西欧諸国とは
まったく違う。 問題は、指導者に良い人が少ないということなのだ。
視野が広く、生徒をみる目を持っている指導者は少ない。 野球馬鹿が
教えているケースも少なくない。 先日、ドミニカの16歳の少年が、メジャー
野球のニューヨーク・ヤンキースと5億円で契約したと報じられた。
彼は、ドミニカで楽しく野球をやっているあいだに、すごい選手に育った
に違いない。 部活動のあり方を見直さないと部員は減る一方だろう。