中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

ブラックホール・人の頭にもあるような

よって、その存在が予測されていたので、どのようなものか、おおよその見当は
ついていた。これまで予想されていた形と大差がないようにも思える。
 それにしても、とてつもないものなので実感としては伝わってはこないが、
アインシュタインがその理論で予測するよりずっと以前に英国のアマチュア
天文家で牧師のミッチェルという人で、光を吸収する暗黒星の存在を予言して
いたというし、同時期にフランスの数学者ラプラスも大質量で暗黒の天体の可能
性を考察していたという。
 世の中には、想像もできないほどの才能を持った人がいるものだ。それにしても
ブラックホールの輪の直径は約1000億キロ--約5500万光年先の光景という
から想像もできない規模だ。ブラックホールの質量は太陽の65億倍というのは
まったく縁のない世界だともいえる。
 ところが、私たちの身近にブラックホールがあるのではないだろうか? 人の
頭の中は、ブラックホールと言っていいのではないか。かなり医学が進歩している
とはいうものの、脳梗塞などでダメージを受けた人の場合、医学的にはいくらかの
処置ができるものの、患者が抱える「ブラックホール」を全く解決できないのでは・・
と思っている。