2019-01-27 大相撲・初場所を盛り上げた関脇、小結 スポーツいろいろ 殊勲賞は小結御嶽海(26=出羽海)が4回目(三賞は7回目)の受賞が決まった。 6日目の妙義龍戦でケガをし、翌7日目から休場。再出場した11日目に、それまで 全勝だった横綱白鵬(宮城野)に土をつけたほか、初日には稀勢の里(田子ノ浦)、 2日目には鶴竜(井筒)と3横綱総ナメ。さらに千秋楽まで優勝を争う玉鷲(片男波)、 貴景勝(千賀ノ浦)の両関脇にも勝ち、大関戦も1勝1敗。2ケタには届かなかったが、 白星の価値を評価された。また、休場力士の三賞受賞は、73年にわたる歴史で初 めてという“珍事”となった。 なお玉鷲と貴景勝も、優勝した場合、殊勲賞となることも決まった。 敢闘賞は玉鷲が初受賞(三賞は2回目)。技能賞は貴景勝が初受賞(三賞は6回目)。 最後の取り組みはこれからだが…横綱陣、大関陣が崩れる中で場所を盛り上げた のは両関脇の貴景勝、玉鷲、と小結の御嶽海だった。 昔から関脇の頑張った場所は面白いと言われるが、その通りになった。 将来的には貴景勝と御嶽海が相撲界を背負いそうな展開になってきた。 今日のこれからの取り組みも面白そうだ。