中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

公務員は誰のために働いているのか?

 森友学園の決裁文書書き換え問題で、佐川前局長証人喚問が
27日に行われることになった。佐川氏が書き換え問題と深い関係に
あることは傍証としては明らかだが佐川氏は自分が指示したとは言うまい。
これまでの国会での答弁に嘘があったとならば、ただでは済まない。
5000万円の退職金に大きく関係してくるからだ。
 一方、現在の理財局長の太田氏も本当のことを言わないだろう。彼の
場合は安倍政権に人事権を握られているからだ。
 人事権を内閣に与えるという悪法を作った張本人は安倍さんだ。人事権を
握られていては、どの省庁の官僚たちも「忖度」姿勢になってしまう。
 新聞もTVも取り上げないが私が気になっている太田発言がある。
昨日、自民党の議員から、安倍政権をおとしめるためか・・と悪辣な質問を
受けたときに、怒りを露わしながら、「私は、公務員として、お仕えした方に
一生懸命お仕えするのが仕事なんで...。それをやられるとさすがに、いくら
何でも、そんなつもりは全くありません。それはいくら何でも、それはいくら何
でもご容赦ください」と答弁した。
 自民党議員の質問はあまりにも下品過ぎたので、太田氏の怒りも理解できる。
だが・・「私は公務員としてお仕えした方に一生懸命お仕えするのが仕事なんで」
という言葉には納得できない。
 どうしてかというと、公務員は誰のためのに働いているのかという点で、時の
政権よりも国民のためにこそ働かなくてはならない。時の政権のためにだけだと
国民を裏切ることが多々あるということになるからだ。