中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

神戸製鋼・不正の原因が5つもあったとは

神戸製鋼所は10日午後、アルミ・銅製品を中心にした検査データ改ざんに関する
調査報告書を経済産業省に提出した。
川崎博也社長は不正の原因となった5つの問題点を挙げた。
  報告書には原を分析して次の項目が掲げられている。、
(1)収益評価に偏った閉鎖的な組織風土
(2)バランスを欠いた工場運営
(3)不適切行為を招く不充分な品質管理手続き
(4)契約に定められた仕様順守に対する意識の低下
(5)監視機能の欠如、品質ガバナンス機能の弱い本社を持つ不充分な組織体制

  この分析を見て驚くのは、これだけ大きな問題を抱えていながら
 気づかなかった経営陣の怠慢さだ。そんなにずさんな管理体制だったのかと
 改めておもう。
 どんな会社でも・・これだけの問題点を抱えていれば生き残れない。
 どこまで体制を立て直せるのか、外部から人材を入れるよりほかあるまい。