中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

「ひよっこ」脚本がいいね

朝の連ドラ「ひよっこ」も後半に入った。
今日は宗男さんが参加したインパール作戦の話が出ていて
興味深かった。
私の叔父は、このインパール作戦で戦死している。
インパール作戦は私が9歳の時だった。
私の4歳の頃にはノモンハン事件が起こっている。
あの大戦争のきっかけとなったのは「ノモンハン事件」だった。
日本は事件と表現しているが、モンゴルは戦争と呼んでいる。
日本がソ連に完敗して多大な犠牲者を出した事件だった。
司馬遼太郎さんはノモンハン事件を書こうと多くの資料を集めた
そうだが、あまりにも馬鹿らしいので書くのをやめた・・と、エッセイに
書いておられる。
村上春樹さんは以前から興味を持っていたようだが、偶然にアメリカの
大学図書館に多くの資料が残っていたのでそれを読んだそうだ。
 ノモンハン事件から日本は「何も学ばず」その後の戦争へと突き進んだ。
何も学ばない…というのが日本的だと、司馬さんも村上さんも感じて
いるようなのだ。
 安倍首相は、今回の敗北を認めてはいるが、そこから何かを学ぼうとは
していない。 国政選挙並みの戦術を駆使して敗れたのだから、学ぶ姿勢が
あっても良いと思うのだが、憲法改正へこのまま突き進んでいくようなのだ。
 インパール作戦からノモンハン事件を思い出し、都議選まで私の頭の
中ではつながっているのだが・・・、皆さんはどう思われるのだろうか。
 すべては繋がっているいるのだと、私は思うのですが。