朝ドラ「べっぴんさん」は、地元神戸の話でもあり、主人公を
よく知っているので、毎日楽しく見ている。
今朝のシーンにもあったが、最近何度か「弁当」作りのシーンがある。
ドラマを観ている人たちは、気づいているのだろうか、知らないのだろうかと
思うことがある。
それは、弁当のご飯が「麦飯」という点なのだ。
押し麦で炊いたご飯が弁当箱に詰められている。
押し麦とは精白した麦をロールで押しつぶした麦のことなのだ。
ドラマのシーンをと停止させて、じっくり見ると、100%押し麦ごはんのようだ。
しかし、ドラマの時代の神戸で、主人公のような収入のある家庭では、
多分、米と押し麦の半々というご飯だったと、私は思っている。
今朝のシーンで、缶にペイントして雨などを詰め、子供にプレゼントすると
いうシーンがあった。
缶に通した針金が手に突き刺さりそうな出来だった。
NHKさんも小道具に気を使わなくなったものだ。小道具に気配りがあってこそ
ドラマも生きてくる。
小道具掛さんよ、お粗末すぎるよ!と、私から注意しておきたい。