中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

視野が狭くなっている社会

 いろいろな社会現象を診ていて感じることは、世間の人たちの
 多くが「視野が狭い状態」になっているのではないだろうか、という
 ことである。
 ASKAさんの逮捕の際にも書いたが、騒ぎ過ぎ、乗せられすぎなのだ。
 高齢になると視野が狭くなってきて、運転が危険だというのは、その通りで
 だからこそ、視野の狭さを自覚した運転をすべきだと思っている。
 同じように「視野の狭くなった国民」は、そのことを自覚しない限り、本当の
 ことが見えてこない。
 何が本当なのか、何が違っているのか、なにが重要で、なにが重要では
 ないのか。
 そういうことが、とてもあいまいになってきている。
 芸能人が何をしようと大した問題ではないが、政治家や経営者が大きな
 過ちを犯すと「誤診」どころの騒ぎではない。
 しかし、大きな問題になればなるほど、国民の多くは「見えてない」ようで
 これでは日本の将来が暗くなる。
 20年も前に「公立学校で、正義をどのように教えるべきか」というタイトルで
 講演を頼まれたことがあった。
 同じように、何が本当で、何が本当ではないのかも、皆さんと一緒に考え
 ましょう。