中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

ピラミッドに謎の空洞・日本の歴史観。

 エジプトのギザの大ピラミッド(Great Pyramid of Giza)」に
 これまで知られていなかった2つの「空洞」が存在する可能性が
 あることが、ラジオグラフィ(X線撮影)を用いたスキャン調査で
 判明したという。
 このピラミッドは、クフ王(King Khufu)の命により約4500年前に
 建てられたギザの大ピラミッドなのだ。
 空洞に中に何があるのか、考古学的には関心があるが、昔の墓?を
 暴くのもなんだか気が進まない。
 豊洲の空洞も4500年後には話題になるだろうか??というのは
 冗談だが。
  ここで、ひとつ気になることがある。
 今年は紀元2676年になる。
 どうして簡単に計算できるか・・。私が小学校入学の年に、日本中が
 「紀元2600年」を祝って、日本中のどの町でも提灯行列が盛大に行わ
 れた。
 その時の歌と歌詞を今でも覚えていて歌うことができる。
 妻は、その年に生まれたので「紀子」。この年に生まれた女性に多い
 名前でもある。
 日本の紀元が西暦より古いということを強調して、国威発揚に使おうと
 して、時の政府が考え出したものだろうが、西暦というのには「前」と
 いうものがあることを昭和の政府が知らなかったはずもないのに、
 つまらんことを企てたものだと、今では思っている。
 4500年前にあの巨大なピラミッドが、正確な計算の上で作られて
 いたなんて、凄いことだ。世界中の、どの暦よりエジプトの暦が
 現在のものに近い。 そんなすごい歴史を持つ国が、どうして、いま
 廃れたのだろうか。世界中には、そんな国が多い。いずれ日本もと、
 心配している。