大阪弁は関東人には下品に聞こえるらしい。
らしい・・と言うのは、人によっては「大阪弁大好き」といってくださる
かたもあるからなのだが・・。
漫才に使っているのは大阪弁とは言い難い。河内弁という方が正しい。
豪州にいるときに「大阪弁を聞いたら気分が悪くなる」という人に会った
ことがある。
そういう人にとっては、シンクロナイズドスイミングの井村コーチなどは
とんでもない人に思えるのだろう。
日本チームを率いてメダル常連国に導いたのに、追い出してしまった。
井村コーチは、中国にコーチとして招かれ、中国をシンクロ大国に育てた。
日本は、ロンドン大会でついにメダルが取れないチームに成り果てて
しまった。
ロンドン大会後、再び井村コーチを日本チームに迎えてチームの立て直し
をした結果が、今日の「銅メダル」だった。
シンクロ競技は、その競技名の通り、技をシンクロさせなければならない。
どんなに一人で練習してもシンクロできるわけはない。
水中にもカメラが入る競技だけに、水中のことも理解できる人でないと
本当のコーチはできない。
大阪弁?で 怒鳴る井村コーチは、まったくかっこよくはない。
それでも適切なコーチ力があるからこそ、日本チームを中国チームを
メダルが取れるチームに育てられたのだということが、肝心の問題なのだ。
コーチするということは、とんでもなく難しいことなのだ。