安保関連法案では公明党がそれまでの主張を忘れたかのような大幅譲歩で
させるという「貸し借り」の結果として1兆円云々と言う決着を見つけたようだ。
ハッキリ言って、どちらも国民そこのけの貸し借りである。
いい加減内容であり、しかも憲法違反の可能性が大きく残る安保法案に賛成
した公明党もおかしい。
軽減税率で1兆円を引き出したことで、多くの支援者を納得させようとしている
ようだが、それも甘い。
わずか3カ月で8兆円も失った年金運用問題は、論議の対象にすらなっていない。
1兆円の問題どころの騒ぎではない。
政治の駆け引き、貸し借りなどで国民の目をごまかさないでいただきたい。