消費税の軽減税率をやるかやらないか・・という論議から、やることに
決まり、ついでどこまでを対象にするかで自民と公明で揉め、ついには
1兆円程度で決着がつきそうな段階に来ている。
生鮮食品に加えて加工食品まで軽減税率の対象に含めることは基本的に
合意しているらしいが、細部の詰めは来週に持ち越されそうだ。
消費税について私は軽減税率導入を以前から唱えている。
今論議しているのは、2017年に10%に上げた場合のことだ。
本来は、農産物については消費税なし(0%)にしてほしいのだ。
貧しい人でも何とか食べられるということを確保してほしいのだ。
いま議論されているのは2%をどうするかという問題であり、軽減度が
少ないのが不満だ。
外国の消費税はグラデーション(色の濃淡・明暗・色相などが段階的に少し づつ
変わっていく様に)と言われる。
宝石などの非日常的な高級品は20%でも30%でも消費税をかけるという
やり方である。
社会構成になっている。
それだけに、下流にやさしいグラデーション方式が望ましいが、いずれにせよ、
農産物だけでも8%ではなく0%に近いものにしてほしい。
TPPで経営が苦しくなる農家への支援もふくめて農産物が売れやすい環境を
整えるべきだと思う。