きょう、ある新聞記者とご一緒してある方を訪ねた。
あっという間に3時間が過ぎてしまっていた。
引き出しの多い方とのお話は楽しい。
底の浅い引き出しではなく、奥の深い引き出しだったので
なおさら楽しいひと時だった。
まいにち、このような話をする相手がいてくれればと思うが、
こんな方は世の中にそれほど多くはない。
日本では「引き出しの多い人」という表現をするが、英語では
チャンネルの多い人という言い方になる。どちらも言い得て妙では
ないか。
私の思うところでは、中身の濃い本の読書量と比例するのでは
ないかと考えている。
こんなことを書くとまいにち難しい本を読んでいるようにおもわれるが
そうではない。 息抜きをたっぷりしている。
息抜きをたくさん取っているいる人と、そうでない人とでは、引き出しの
中の空気の匂いが違ってくるというものでる。
あまり純であってもよくなく、高尚すぎても臭くなる、難しいですな。