中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

STAP騒ぎはマスメディアの責任

 STAP問題がこれほど騒がれたのはなぜかを考えたい。
 
1) まず、STAP細胞のことを知ったのは、テレビ、新聞などのマスメディアを
   通してであった。私もこの発表に興奮した。
2) 世界中が、iPS細胞を超える発見と興奮した。世界に名の知れた笹井
   副センター長自らが「最近20年間で最も優れた発見であり、充実した論文」
   だといったのだから、世界も信用した。
3) インターネットなどで、論文の不備が指摘された。
4) マスメディアは、一転して、小保方攻撃と思える記事を乱発したので、
   国民の多くが小保方さんに疑惑の目を向けた。
5) 理研は、論文の維持を認め不正なものだと結論した。
6) これに対して、小保方さんが、異論を唱え、STAP細部が存在すると主張。
7) 問題発生後、一度も姿を見せなかった笹井氏の記者会見では、
   STAP細胞があるとしか思えないが、論文の不備は認めるという。
8) 細胞からマウスが誕生したという若山教授はいち早く論文撤回を言い始めたが、
   若山教授が本当にマウス誕生に成功したかどうかも、疑わしい。
9) ハーバード大学教授まで、信じられなくなってきた。
10) 関係者全員がグレーゾーンにいて、理研を巡って暗雲が垂れている。
   誰もが生き残りを賭けて、弁明に終始している。
   みんな闇の中だ。
11) このような事態を作り上げたのは、マスメディアの責任だと私は思っている。
   マッチポンプという言葉があるが、理研の広報に踊らされて、マスメディアは
   STAP細胞を煽りすぎたのではないか。
   世界的有名科学雑誌に掲載された論文でも、実証されないものはこれまでにも
   たくさんある。そんな論文でも、今回のように大きく騒がれもしない。
   今回の場合は、マスメディアが大々的に報じ、大火災を発生させ、そして
   大量放水してそれを一挙に消しにかかったように見える。
   マスメディアに冷静さがみられなかったとおもう。
   今回の論文に署名した人たちは、みんな怪しい。だからこそ、」メディアはそれを
   今後検証して国民に知らせる義務があると思う。