中原武志のブログ

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必読!中国「防空識別圏」新しい局面に入る

日本の民間機に脅威発生か。新たな局面に注目!!
 
 中国国防省が23日に、東シナ海の上空などに新たに防空識別圏に設定し、
圏内を飛行する航空機に対して中国航空当局への飛行計画書の事前提出を求め、
従わない場合には武力による緊急措置を取る方針を明らかにした問題で、新たな
局面が生まれてきた。
 
 防空識別圏設定以来、日米政府はこれを無視する姿勢を貫いているかのように
見えたが、アメリカ政府は、アメリカの民間機会社に向けて、飛行計画の事前通告
をするよう求めたことが判明した。
 しかし、日本政府はアメリカから通知を受けておらず「アメリカの変容ぶりに驚いている」
という。そして、日本の民間会社に対しては飛行計画の事前通告を求めない方針の
ようだ。
 これによって、日本の民間機が撃墜されるような最悪の事態は起こらないとしても、
近い将来、外交の摩擦が強くなると、民間機の強制着陸などが起こる可能性が
高まると考えられるが、その場合は、台湾航路などが狙われることになるかも。
きな臭い状況になってきている。しかし、この問題には深く長い奥があり、中国だけを
責めるのにも一考が・・。対話路線を強化してほしい。
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 米政府のサキ報道官は談話で「米政府は、国際的に運航する米国の航空会社は
外国政府が発表する航空情報に従うべきだと考えている」と述べ、米国の航空各社に
飛行計画書の中国当局への提出を求める考えを表明した。
 今回の米政府の決定について、ニューヨーク・タイムズ紙は「オバマ政権内部で不測の
事態が起きることへの懸念が強まっていた」として、中国空軍が民間機を撃墜するような
事態を避けるための措置であると指摘した。