中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

安倍の暴走「特定秘密保護法案」

 あれよあれよという間もなく「特定秘密保護法案」が衆院を通過
するかどうかという騒ぎになっている。
 ここ1週間、忙しくしていて政治の動きを監視していなかったのだが、
あまりの拙速な法案成立になってしまいそうな局面を迎えて、こちら
慌ててしまう。
 何のためにこの法案成立を急ぐのか。この種の法律は、運用次第では
両刃の剣というより、なんでもぶった切ることもできる危険極まりない
ものなのだ。十分な審議もしないで急いで可決に持っているようなものでは
ないのに、安倍首相はことさらに急いでいる。
 考えられるのは、この後に続く憲法改正などの重要な要件と大きな
関わりがあるからだろう。
 今の安倍政権の動きをみていると、戦争も辞さないという極右的なもの
まで見えてくる。
 これからのかじ取りの中には、「100年経っても知られたくない」よ
重要な秘密要項がたくさん予定されているのだろう。
 暴走する安倍政権がこれ以上に好き勝手やられていては「国民の知る権利」
どころか、国民がまったく無視される事態になるのではないかと案じている。
 なんども言うが、300議席も与えた国民が馬鹿なのだ。何も考えないで、
少しでも景気が良くなればという、些細な欲望が彼らに票を入れ、力を与え
この国を、戻ることのできない危険な場所に引きずり込むかもしれない分岐点が
近づいてきているように感じている。
 この予感が当たらないように願うばかりである。