安保関連法案の採決が迫っている。
毎日新聞では、連日のように批判的な記事が目立つ。
今日は一面の社説で「法案成立に強く反対する」と掲げている。
しかし、朝日だって、毎日新聞だって、この法案が提出された
頃の反応は鈍かった。
安倍政権が「一括法案」にしたのも、内容を分かりにくく、批判を
遅らせたのかもしれないが、それなら安倍政権に巧くしてやられた
感がしないでもない。
今回の関連法案は矛盾に満ちているし、法案を出した首相だって
よく理解していない感じなのだから、もっと強く追及すべきだったと
思う。
戦争の時も「反対しましたよ」という後付の言い訳がマスメディアには
ある。今回も、国民の反対が強いと気付いてから、のろしを上げた
感じで切れ味がない。
安倍政権の支持率は多分35%ぐらいにまで下がっているのでは
ないか。私に言わせれば、だれが選んだのだと言いたいが、国民は
もう少し賢くならないと、国を滅ぼしてしまう。
これからの4半世紀は、大変な時代になるような予感がある。