中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

強気は疲れを呼ぶ・トランプ疲れ、安倍疲れ

ドナルド・トランプ米政権発足から20日で6か月。
しかし、見るべき成果は上げていない。
各国の代表が苦心して作りあげたTPPを一方的に破棄し、
地球温暖化対策のパリ協定も無視しているのだけが目立っている。
選挙中に掲げた政治公約はほとんど守られていない。
国境の「壁」が築かれることも、北米自由貿易協定が破棄されることもなく、
イランとの核合意は健在で、医療保険制度改革(通称オバマケア)法の代替案は
与党である共和党員からも離反されて国会通過ができなくなった。
 国民はすでに「トランプ疲れ」を感じていて支持率も大幅に下がっていて回復
するとは思えない。
 安倍政権は長すぎる上に、「一強独裁」的な法案を次から次へと成立させ
怖いもの知らずの勢いだったし、今年中には改憲案まで出す予定だった。
しかし安倍夫妻が原因である森友問題、加計問題で「逃げの一手」「強がりの一手」
だけで誤魔化し続けた結果、国民に「安倍疲れ」が発生し、支持率が急減した。
 やはり誠実でなければ、国民に飽きられるし、日本という国を託すこともできない。