中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

酷暑・大雨・野菜高騰

 今年の夏は異常気象だった。
人々が「異常気象」という場合にはもっと気安い意味で使っているが、
異常気象というのは「30年に一度程度の現象」ということである。
 今年の場合は、まだに異常気象だった。
最近の竜巻があちこちに発生しているのも「異常気象」と認定されると
思われる。
 このような気象が続くと農産物に大きな被害が出る。
消費者は野菜などの値上がりに悲鳴を上げるが、何よりもつらいのは
生産者である。農産物を作るということはとてもしんどいことなのだ。
肉体労働であり、長時間労働であり、忍耐のいる仕事である。
人々が生きていくための基礎的な農産物の生産は、他のどんな産業よりも
尊いものだということを再認識してほしい。
 私たちの周りにある、便利なものもなくなれば不便だが、生きていくのには
差し障りはない。しかし、食べるものがなくなれば人々は生きてはいけないのだ。
 TPP加入によって、農産物の生産者はもっとつらい立場に追い込まれるかも
しれない。
 吹きすさぶ大雨を見ながら、農産物亜生産者に感謝の気持ちを伝えたい。