中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

原発に深刻な事態が続々と・・

 東電の原発事故後の対応については何度も批判をしたり
懸念を表明したりし続けてきたが、ますます深刻度が増してきた。
今頃になって政府が乗り出そうというのも、オリンピック誘致の
ためだと見え見えなのが悲しい。
 所詮、東電は何度も厳しいことを言うようだが素人集団となんら
変わりはない。
 これだけ大きなミスが続いているのに政府だけではなく、関係省庁も
そして国民の多くも深い関心を持っていないことが不思議でならない。
 どうして、そんなに無関心でいられるのかわからない。
この国の国民はどうにかしているのではないだろうか。
 尖閣諸島問題などにはとても敏感なのに、原発問題には無関心だ。
尖閣諸島問題は、50年以上も前から日米中で「凍結」が決まっていたような
もので、そういう問題に振り回されていると足元が見えなくなる。
 福島第2原発の3号機横の巨大なクレーンが半分に折れた事故をご存じ
だろうか。
 おそらくみなさんが想像しているよりも高く巨大なクレーンが、半分の高さ
のところで折れて倒れ、あと1メートルで、使用済み燃料プールを破壊して
しまうところだった。間一髪だった。もし使用済み燃料プールが破壊されたら
どうなっていたらどうなっていたかと考えると恐ろしい!!
 でも、このニュースは、オリンピック誘致を控えて、各マスコミは控えめに
報道しているので、気づいていない人も多い。