中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

東京誘致・五分五分の闘い

 いよいよ日曜の早朝にも次回オリンピックの開催国が決定する。
順調にいけば、東京都に決まるものと信じている。
 しかし、東京都も国も原発事故後の対策がオリンピック誘致に
響いてくるとは考えていなかったようで、ことの深刻さに8月3日に
なって「東電任せではいけないので国が前面に出る」と言い出した。
あと3か月も前に表明しておけば各国の受け止め方も違ったかと
思われる。あまりにも「付け焼刃」すぎる対応に諸外国の信用を失う
羽目になってしまった。
 かなり前に「孫娘がヨーロッパを地を旅行して、各地で日本の原発
対策に批判を浴びて驚いた」という記事を書いた。
 国内で考えているより何倍も外国では深刻にとらえられている。
過剰報道だとか、日本の現実に即してないとかと思う日本人は多い
ようだが、外国から見た日本の姿のほうが正しいと私は考えている。
 帰国して8年になるが、外国に住んでいた時のほうが日本のことをよく
わかっていたからという経験があるからだ。
 井戸の中の蛙大海をしらず・・・・まさに多くの日本人に当てはまる
言葉かもしれない。