中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

大阪・うめきた散策の感想

 昨日、新しく建て直されたフェスティバルホールで「パーシー・フェイス楽団」の
演奏を楽しんできた。
 さすがに有名楽団だけあって満席の盛況で、参加者の80%が65歳以上の
ように思われた。ご夫婦が多かったのも印象的で、平均寿命が永くなった
ことが、このような形でも現れているように思えた。
 高齢者の女性グループの姿も多く見られたが、男性のグループは見当たらなかった。
 高齢者集合!! なんて呼びかけなくとも「パーシー・フエイス楽団」というだけで
高齢者が集まってくる ということは、出し物によって客層が分かれることを暗示していて
面白い。
 先日紹介した梅田のグランド・カフェ(ウエスト・ヒルトン6階)にも立ち寄ったが、
土曜日とあってほとんどが30歳代までの女性で占められていた。
 
 大阪駅北側の「うめきた」開発が進んで話題になっている。グランドフロント大阪
は、入場制限を設けるほどの盛況らしい。「うめきた」が大きな話題となっていても、
体調を考えると、もう見ることはあるまいと思っていた場所である。
 大阪駅北側というけれど、昔は駅裏と言っていたし、梅田の駅裏は怖いところだから
近づくなと言われていてた場所でもある。
 時代が移りかわり、新しいビジネス空間へと変身しつつある。
 3年前には大阪駅北側を歩いて済生会病院まで何度も友人の見舞いに歩いたものだ。
いまでは、その歩いた道筋に沿ってビルが立ち並び道路も広くなっていた。
道路の向かい側は、JRの貨物駅の巨大敷地があり、今後は緑地化や大学・研究所
なども集まってくるらしい。
 グランドフロント大阪の前の広場ではビール祭りが行われていて明るくにぎやかで、
愉しそうな雰囲気が漂っていた。そこから観る大阪駅は、以前のそれとは違って
とても素晴らしく見え、大阪生まれの私にはとても誇らしく感じた。
 
 死ぬまで足を運ぶことはないだろうと思っていた場所に、行けただけではなく、
フェスティバルホールからあちこち歩きまわり8千歩も歩いた・・などと自慢すると
笑われるかもしれない。たったの8000歩?と。
 晴天で、風が心地よく吹いていて、とても気持ちの良い一日だったねと、家内と
話し合っている。