１昨日、ＮＨＫの深夜「アスリートの魂」を観た。
普通の選手が引退する年齢の３６歳からメジャーに挑戦し、
いくつもの球団を渡り歩きながらも、素晴らしい成績を収めている
選手である。その名は「斎藤 隆」投手だ。
今年から、ダイヤモンド・バックスに入団したが、２度の故障発生で
まだ登板の機会は、訪れてはいない。
しかし、番組を見ていて彼がすごいなと思った。３６歳からのメジャー
挑戦は、なまじの根性ではやっていけない。これまでメジャーにトライ
しながら成績を上げられなかった選手の方が多い中で、彼は４２歳に
なる今年もまだ挑戦を続けている。
かれの考え方が素晴らしいと思った。彼は言う、毎日が新しい日なのだと。
ＴＨＩＳ ＩＳ ＮＥＷ ＤＡＹ と思って、毎日生きているという。
それは、毎日生まれ変わろうとしている意志の表れでもあるだろう。
そのように思いながら生きる人の上には、必ず良いことが起こる。
番組の中では、彼は２度目の故障からなんとか立ち直ろうともがいて
いる姿が映されていたが、実は昨日のニュースではブルペンでの投球を
開始したようだから、近いうちに新しい彼の姿をＴＶで観ることができる
かもしれない。
どんな局面になっても、あきらめることなく立ち向かう。毎日を新しい日
だと思って生きていく、この姿勢を誰もが持てれば、生まれ変わることも
困難ではない。
