中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

保安院の「緊急情報HP」をみて

 保安院は「緊急時情報ホームページ」なるものを出している。
どんなことが書かれているのか、最新情報をここに紹介しておく。
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原子力発電所関係
東京電力(株)福島第一原子力発電所
・大熊線2号線復旧に伴う所内電源切り替えのため、以下の作業を実施
→1号機について、窒素封入装置を一時停止(6月27日8:51)
→2号機について、使用済燃料プール代替冷却装置を一時停止
(6月27日8:23)、タービン建屋トレンチ滞留水の集中廃棄物処理施設への
移送ポンプを停止(6月27日9:02)
放射性物質の飛散を防ぐ飛散防止剤を野鳥の森排水路周辺及び6号機
原子炉建屋・タービン建屋北側の約4,490m2の範囲に作業員が本格的に
散布(6月26日9:00から13:00)
・リモートコントロール重機によりがれき(コンテナ6個分)を撤去(6月26日
8:45から15:00)
・水処理装置の吸着塔ベッセル交換のため試運転を一時停止(6月26日
10:00から18:10)
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 これを読んで、何かが分かった人はえらい。
私は、こんな文章のことを「木で鼻をくくったような」と表現したい。
ホームページであり、しかも緊急時と銘打っているからには、
もう少し分かりやすい表現は考えられないのだろうか。
 そう言えば、原発再開に向けて各地で説明会が行われているが、
専門用語を使い過ぎて、反って住民の反発を受けているようだ。
 汚染水浄化装置の本格化運転が始まったと大げさに報道されて、
僅か1時間半後には、「水漏れ」で止まってしまったなどということは、
このホームページから簡単に読み取れないように書かれている。
 保安院なるものの存在に大いなる疑問があるが、このホームページを
見る限り、やはり「お役所」のバカ殿さまの集まりとしか思えない。