中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

復興・収束・高齢者に知恵を借りれば

 原発事故以来、関係者の対応に多くの不安を感じる。
事故後、私は直ぐに50キロ圏内の子供、妊婦など、できれば
小学生の子供は避難させるべきだと、何度も書いた。がしかし、
政府だけでなく、多くの専門家と言う人たちまで「さほど問題ではない」
と言い続けたものだった。
 現状を見てほしい。やはり50キロ圏内で事故直後に多くの被曝を
浴びているではないか。
子供たちが心配だ。甲状腺の定期検査を受けなければならない事態
を作り出したことに腹が立つ。今後も事態は進む。なんとか早く子供だけ
でも疎開させられないものだろうか。あの、戦争中のように。
 汚染水浄化施設は、順調には動かないだろうと、昨夜予測的に書いた。
今朝のニュースを見ると早くも、またまた運転中止となっている。
思った通りなのだ。
 素人に、どうしてこんな予測が出来るかと言えば、長い間の経験があるから、
原子力と言えども、同じだとおもうからだ。人間が考えた機械なのだから壊れ
るのは当然で、壊れること、事故を起こすことを前提にもの作りをしておかな
いといけないし、備えをしておかなければならない。
 事故の収束に、専門家ではあるが、かなりの社会経験のある高齢者を
アドバイザーにお迎えして意見を聞けばどうだろうかと思う。
 対策が遅れると官邸の責任が問われる。、当然だ。しかし、本当は
働いていなければならない、官庁がほとんど機能していないのが、すべての
足を引っ張っている。災害普及計画しかり、原発事故収束たいさくしかり、
官庁の官僚たちの無能力が顕著になっている。彼らの、頭でっかちでは、
災害時、事故時などの緊急時対策などできないだろう。
 経験もない、頭だけで考えてきたような連中ばかりだから。
官僚の一線を引くといっていた民主党も、議員自身の能力のなさが元で
結局は官僚に頼らざるを得なかった・・という不幸がある。
 議員も官僚もバカなのだから、誰に国を任せればよいのか。
今だけなら、経験豊かな人材を使うことで、物事がスムーズにいくはず
である。
 それほどの経験を持っている高齢者は多いはずだ。利用しない手は
ないだろう。