中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

限度100倍に思うこと

 2号機は湿度99・9%、室温36・7度、空気中の汚染度は
許容量の100倍という。
 防護服を着ても5分間も作業が出来る環境ではない。
では、どうするのか。どうにかしなければ改善が出来ない。
外部からの作業だけで改善できるはずもない。
 結局は、下請けの下請けのまた下請け作業員が使い捨て駒
ように、突入させられることになるのだろう。これは戦争と同じ
だから、仕方がないと言えば仕方がない。
 しかし戦争とは違う。国家間の存続を賭けた戦争には
それなりの大義名分がある。どんなに間違った正義でも
正義のためと言う名分がある。
 原発事故現場には、どんな大義名分があるのだろうか。
この事故を収束させなければ、日本の国益が大きく下落する
から救わねばならぬと言う大義名分がある。誰かがらやらねばと
も言える。
 しかし、誰が何をやるのか。国民的同意を得ていない原発での
事故救済にたいして、だれが責任を持つのか。やはり原発
推進してきた国であろう。では、まず自民党民主党議員が
真っ先に防護服を着て2号機に入って、その決意を見せてはどうか。
 戦争と同じように、国民の同意も得ずに勝手にやらかして、問題が発生
すれば、国民にその責務を負わせるような無責任さをこの際に
きっちり清算してほしいものだ。
 出来ない暴論を書いている気がする。しかし、私が原発推進してきた
議員なら、真っ先に2号機に入って行って、その決意のほどを見せる。
それが出来ないような議員なら、議員になってほしくない。
 国会の場は「戦場」ではなく「遊びの場」とした思えないのだ。