中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

私流の生き方を考える

私流の生き方を考える

誰にも、それぞれ独自の生き方を持っていると思う。持っていないという人も
いるかもしれないが、自分なりの生き方を持ってないと生きられるものじゃない、
と、私は考えている。

人の生き方には、生まれ育った環境が最も影響を与えるのではないかとおもう。
昔・・と言っても、そう古くはないが、ハリウッド映画で(題名を忘れた)
双子の兄弟を全く違う環境で育て、人の生育や考え方、社会での活躍にたいして、
遺伝子の影響が大きいのか、育った環境が大きく作用するのかを比べるという
ものだった。答えは、育った環境の方が、親からもらった才能(遺伝子)以上に
影響を与えるものだということだ。

私も、そう思う。
昨日紹介した望月さんは、苦労人だ。そしてものすごく優しく面倒見もよい。
仕事上でも、書道でも彼は創作を得意とする。まねごとより創作を好んでいる
ように見える。「花押鶴川流」を作り上げた労苦と功績は大きく、日本の文化
を掘り起こし、支え、発展させている姿は尊さえ見える。

私も同じように苦労人である。
自分で言うのも恥ずかしいが、この歳だから許してもらおう。
人一倍の苦労を乗り越えてきた。だからこそ絶対に人真似はしない。
フアッションである時期名をあげたことがある。神戸ファッションソサエティ(K・F・S)
という大きなグループの会長を6年間勤めたことがある。だが、私はだれにも
ファッションの手ほどきを受けたことがない。

高校を設立した。
誰にも真似のできない(今も、これからも)学校だった。
校則は「他人の権利を侵さない」だけで、処罰のための校則はもちろんない。

豪州で最初の、邦人をサポートするための社会福祉法人 サポートネット虹の会を
立ち上げた。オーストラリアで最初であり、今でも他には聞いたことがない。
今もこのグループは立派な活動を続けてくれている。

帰国して「日本がん楽会」を立ち上げた。患者会ではなくアドボカシーグループとして。
最近、がんサロンを兵庫県下で最初に始めた。他県のがんサロンを参考にするのでは
なく、全く独自のやり方を貫いている。
これまで自分の生きてきた道が、自ずと独自のアイディアを生み出す。
望月さんの場合と同じだ。

学歴だけが立派で、使い物にならない人も多い。
社会が求めているのは、高学歴者ではなく、仕事ができる人である。
仕事ができるとは、独自の生き方ができる人でなければ、仕事もできないと思っている。
この厳しい世にあって・・といっても、50年前の方がもっと厳しかった・・が。
社会に求められる人間になれるよう、家庭でも、学校でも子供、若者に対する教育を
考え直さなければならないのではないだろうか。