中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

口内丼論に異論あり、けったいな難癖だ

 ネットニュースで「口内丼」的な食べ方が批判されている。

 誰が書いたのかも知らないが、日本の長い歴史の中で培われてきた食べ方に「難癖」をつけるとは、許しがたい。 どんなものでも手に入る、食べられると傲慢に思っている輩が言い出したことに違いない。

 日本の歴史の中で、腹一杯白い飯食べられるようになったのも、たかが50年ほど前からだ。

 学校や幼稚園でも食べる順番を教えているらしいが、それもなんだかおかしい。

 外人が日本人に食べ方に違和感を持っても良い。日本人だって外国人の食べ方に違和感を持つことだってあるのだから。

 けれど、日本人が「肉を先に口に入れ、その後でご飯を口に入れるのは、口内丼出品がない」などという人は世間を知らなさすぎる。日本中を歩き回ってから言ってほしいものだ。

 同じ箸文化の日中韓だって食べ方が違う。西欧人は不器用だからフォークやスプーンを作った。彼らが優れているわけではない。

 美味しく食べることが最優先であり、食べる順番に拘っていては、美味いものも不味くなる。