アメリカという巨大国家の大統領選が未曾有の人材難に置かれている。
共和党のトランプ候補は有罪判決を受けながらも候補として残り、民主党のバイデンさんは現大統領でありながらトランプ氏との討論で混乱を見せ、ニューヨークタイムス紙から候補辞退を勧められる有り様だ。
両党共に人材がいないのだろうか。このような大統領選の゙混乱はトランプ氏が登場したときから始まった。にも関わらず彼が当選したことでますますアメリカという国に混乱が広がることになってしまった。
ふしぎなことは、そんなトランプ氏が人気があるということだ。
私は、トランプ氏が最初に大統領選に出馬するずっと以前に、彼についての報道番組を録画していたが、まさか彼のような人間が大統領選に出てくるなんて思ってもいなかった。まさかのマサカで当選してしまった時は、米国の終末を感じてしまったものだ。
バイデン氏に魅力がないことは確かだが、トランプ氏に苦戦するようでは情けない。
アメリカという国は、一部の人達が牛耳っているのは確かだが、彼らは表面には出てこない。裏で大統領府を操るのだ。 どちらが当選してきても、米国がそこそこやっていけているのは、そのせいでもある。
どんどん武器を作り、世界の何処かで戦争を誘引し、古くなった武器を支援、援助として提供する。
米国や英国が企んで来たこの戦略は、かなり以前から続いているが、それに気付かぬ人が多いのも事実である。 ドイツのヒットラーは狂人かもしれないが、ロシア、イギリスなども怖ろしい政治家を輩出して来た。アメリカも同じである。
世界史をよくよく見れば、見えてくることながら、それを利用している企業も多いだけに、闇に葬られる。