中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

感動のシーアの「買いもんいこカー」サービス

 こういうサービスがあるということも知らなっかが、ケアマネさんから(時々車を街で見かけるから電話してみたら)と言われて電話をしたが、空きスペースがないので、

どなたかがキャンセルされた時にご利用いただけますと言われていた。

 当分は駄目かと思っていたが、思ったよりも早く送迎を受けることになった。今日がその初日だったが、とても感動したので報告しておきたい。

 シーアだけなく神戸生協で同じことしているところもあるらしい。初めての経験なので、待たせてはいけないと早めに降りて太陽を浴びながら15分ほど待ったが腰が痛くなり家に戻ったところでお向かいの電話があった。午後1時35分を1時15分と私が勘違いしていたみたい。

 とても素敵な車で、すでに後部座席には女性が3人乗っていて、わたしは助手席に座った。MKタクシーのドライバー以上の丁寧さで対応されているドライバーの山田さんが素敵だ。

 出迎えは、わたしが最後なのでシーアまで直行する。シーアの駐車場の一階に障害者用のスペースがあり、そこで降車して、出発は3時15分だと伝えられる。常に親切をモットーとした対応が素晴らしい。

 駐車場からシーア店内まで約400歩余りだった。皆さんに遅れないようにと懸命に歩く。今後のために店内のどこにどういうものが配置されているかを一通り見て回った。一昨日にダイエーで買い物したので特にほしいものはないが、買い忘れたものなどを買った。

 レジが終わってから、サービスカウンターによって配達を依頼してみた。実はそれが心配だったのだ。配達エリアに入っていなければ買ったものを下げて帰れないからだ。

 やっと歩いてはいても、重いものを持って歩くことはできない。今日の経験で分かったことがあった。配達を依頼すると220円が必要になり、冷蔵ものの場合は別に220円かかり、冷凍ものも別に220円かかるという説明だった。

 ドライバーさんが言うには、買った商品をカートで駐車場まで持ってきてくだされば、わたしがお玄関まで持っていきますからと言って下さった。だから、買い物をする場合にそれを心得ておけばよいのだということも分かった。

 私が車に戻ったときには、すでに女性たち3人は車に乗って待ってくださっていた。もう慣れているので、必要なものだけ買い求めているのだろうと思う。

 私がそのペースに慣れるのは多分二月に入ってからだと思う。

帰路は近い人から順に降ろしていったのだが、ていねいに玄関先まで荷物を運んであげておられた。その態度を観ていて涙が出るほどに感動した。

 ドライバーの山田さんに神戸生協はだれが作られたかご存じでしょうかと訊いてみた。即座に賀川豊彦さんですとおっしゃった。 私は賀川豊彦先生の弟子なのですというと、緊張しますなーとほほ笑んでいた。 人によろこばれる仕事がしたいと、この仕事を選びましたと仰っていた。 「買いものいこカー」は賀川先生の理想が実現しているようでうれしかった。 むつかしい道順を回りながら丁寧に運転されている山田さんに「ありがとう!」と伝えたい。