霧馬山が大関に推挙されたのを受けて、親方から改名を提案され、親方の四股名の「霧島」にしたそうだ。
親方は提案するとき、断られたらどうしようと思ったという。
霧馬山が「それはいいです」と言ったので、一瞬親方はドキッとしたらしい。
よく話し合うと、霧馬山は「それは良いですね」と言ったのだと分かりほっとしたという。
こういうエピソードは楽しいけれど、私は霧馬山の方が好きなのです。
いかにもモンゴルの草原で、馬や羊に囲まれて育ったかを感じさせる「霧馬山」の四股名だったからだ。
霧島では、小さく感じる。壮大さがなくなったのは残念です。