気象庁の予報課長が間違った予報をしたと
言っているのでありません、誤解のないように
お願いします。
ただ、数字を見て驚いた、画像を見て驚いた、
こんな数字これまでに見たこともないと
言うように受け取られる発言がありました。
これを聞いて、先ず医師たちのことを思い出し
ました。
今の医師たちは、血液検査の数値を見て、
X線、CT検査、MRIなどの画像を見て判断します。
診断の「拠り所」となっているのです。
それらがなければ、判断が出来ないのです。
気象予報の場合は、医療よりは容易いと思われます。要は、あらゆる数値を、どのように判斷
するかにかかっています。
台風の場合、世界各地の気象台から予想進路が
発表されます。
ほぼ似たようなコース予想もあれば、全く異なる
コースを予想しているものもある。
全ては、データーの数値を、どう読み解くかだ。
予報官は、過去に例のないといった。
どれだけ過去を知っているのですかと、問いたい。
88年前の室戸台風のデーターは、現在と同じ
方法で得られたものではありません。
比較の仕様がないはずです。
数値だけを見て驚いていては、間違うこともありますよと言っておきたいのです。
昔の医者で、よく患者の身体がみえる人がいた。
それこそが名医だった。
数値と画像だけで判断する以外に診断、治療が
できない医者が、山ほどいる。
身体を知らなくなってきているのだ。