春の天皇賞(G1レース)で、スタートした瞬間に騎手が落馬して、17番の馬が空馬となった。
しかし、走るのを止めないで、どんどん馬群の中を走り続ける。
4コーナーも馬群に揉まれながらも抜け出し、ゴール前では優勝した「タイトルホルダー」のすぐ後の2位でゴール。
もちろん空馬だから順位はつかないが、その激走ぶりに、あ然としたり感心したり、場内で観ていた観衆もTVの前で観ていた人達も、なんともしれず嬉しい気分になった。
走り終えたあとに、埒を越えようとそて横転しもがいていたので心配したが、無事だったようでホッとした。