MLB(アメリカメジャー野球機構)が、選手たちとの協約不成立によってロックダウンに入り、選手たちは球団の施設を一切使うことができなくなっている。
今はクリスマスも間近で選手たちも家族と過ごすことが多いだろうが、年が明けるとトレーニングに明け暮れる日々となる。
だが、ロックダウンが解けないと球団施設ではトレーニングもできない。
次回の労使会談がいつ行われるのか分からないが深刻な問題を抱えたままで、日々を送っている選手たちもいる。
契約がまだ行われていない選手、他球団への移籍が決まらない、菊池投手とか広島の鈴木誠也選手も、ロックダウンが解けない限り、移籍先も分からない。
フアンにとっても、ストーブリーグを楽しめない。
ロックダウンに入ることを予測して、早々と移籍を決めた大物選手も多い。
特に目立つのが今年西地区で最下位だったレンジャースの補強が華々しい。
ブルージェイズから内野手のセミエン選手を7年198億円で契約。
グレイ投手を4年64億円で契約。
カルフーン外野手を一年6億円で契約。
これまでに、638億円もの契約を済ませている。
また、マリナーズは、今年のサイヤング賞投手の
ロヴィーレイを5年120億円で契約している。
37歳のシャーザー投手はメッツと3年150億円で契約した。
どれもこれも、日本のプロ野球では想像のできない金額での契約だ。
労使とも、協定にしのぎを削るのも無理はない。