中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

20年前の衝撃を覚えてる

20年前の9月11日、豪州.パースでNHKのTVニュースを観ていた。(契約して、パラボラアンテナと建てて観ていた)

私が妻に最初に言った言葉は(小型飛行機が貿易センタービルにぶつかったぞ、下手な操縦だな)と言った。

一瞬だったから小型飛行機に見えた。飛行機がぶつかった箇所から火の手が上がった。

まさか、その直後に起こる事なんて、全然予測もしていなかった。

(あの事)は、今では一部始終ノ全てを放送しないから、脳裏に焼き付いているのは30歳以上の人たちの一部だろうと思う。

あのタイミングでニュースを見ていないと、一部始終見ていないはずなのだ。ニュース番組ではで一部しかやっていない。

ある書き込みの中で(本当にテレビで飛行機が貿易センタービルに突っ込んだ映像を見た人がいるのかなあ)と書いてあるのを見て驚いた。

そんな人も居るのだと。

ニュースで見るのと、あの時、まるで実況中継のようになった(全て)を観たのとでは感じ方が違うと思う。

日本と一時間遅れのパースでニュースを見たのだが、あのように実況中継になってしまった映像を全て見てしまったのだから。

まさか嘘...と最初は思いながら観ていたのだった。

後でわかったことだが、消防隊の訓練?の取材でTVカメラが入っていて偶然に最初の航空機の突入映像が映ったらしい。その時は、小型機が衝突したらしいというコメントでした。

二機目が別のビルに突っ込んだときには、各社のカメラがそれを捉えている。

二棟どちらにも火の手が上がり、救助隊が階段を駆け登って行こうとするが、避難する人たちが階段を駆け降りて来るので困難を極めているとアナウンサーが叫んでいた。

火災がどんどん広がるので救援隊が急ぐが動きが取れない。

テレビを見ていてもハラハラする。

110階建ての貿易センタービル2棟が、いとも簡単に崩れてしまうとは思ってもいなかった。

私達も、あの日より5年ほど前に、登った所なのだ。

印象としては、エンパイアステートビルの方が低いが素晴らしく思えた。貿易センタービルの場合は

時に雲が遮って下界が見えなくなる。

あまり印象に残る建築物とは思わなかったが、その巨大さに、さすがアメリカ出だとは思った。

2つの巨大なビルが崩れ始める。まさかと思いながらみる。

倒れるのではなく、見事に真下に崩れ落ちて行く。

まるで爆薬が仕掛けられたかのように、崩れ落ちた。

この事から、後に政府による謀略だとする陰謀説が生まれてきたようだ。

ブッシュ大統領の初動行為も陰謀説を広める結果ともなった。

110階建ての巨大ビル二棟が崩れ落ち、その衝撃波が周囲を襲った。

津波(セメント)が周囲を襲った。走って逃げる人々のみ姿も記憶に残る。こんな現象が起こるなんて予想もしていなかった。

あの全てを見る事は二度とないだろうが脳裏に刻み込まれている。

どうして、飛行機が突っ込んだだけで、あのような事になるのだろうと妻と話し合ったのだった。

歴史は、あの辺りから変調をきたしている。

その数年前のイラク侵攻からだと言っても良い。

世界の警察官だと言うアメリカだが、その警察官が黒人を射殺する。

歪んだ社会構造は、アメリカ国内にある。

世界の警察官なんて言うのは止めてほしいものだ。