東京五輪の開会式が無事に終わった。
無事に終わってよかったという表情がよく現れていたのは、大会運営委員会会長の橋本聖子さんだった。
目が美しく輝いていた。汚れのない目であった。
開会式を採点すれば50点だろう。
印象に残ったのは、エンブレムから球体を創り出し、地球儀へと変化させた事だった。
1824台のドローンを使ってのものらしいが、五輪のエンブレムから地球の一体間を表現したのは上手な演出だった。
昨夜にも書いたが、旗手と聖火点灯役の二人に未来の日本が見えた。
橋本聖子さんのスピーチに、この開会式に未来の日本があります、という言葉があったのはわたしと同じ受け止め方をしているのだと思った。
コロナ禍とは関係なく、開催式関係で、ごちゃごちゃした事情は、目が届かない人事の難しさを露呈している。
今後は、選手村から難問題が出ないように目配りが必要だろう。
各競技は粛々と行われると思っている。
熱い戦いが展開されるなら、2020五輪は成功と言っていいだろう。
しかし、政府やIOCの人たちには嫌悪感が増している。素直な感想を書いた。