菅政権の支持率は下がっている。しかし、それでも
まだ許容度の範囲内に収まっているのは「菅さん可愛い」
とう若い男女の支持率が異常に高いからだ。
あのくそ爺のふぉこが可愛いのか私にはわからないが、
20歳代の男女の間では「令和おじさん」「ガース」などと
言われていて可愛いのだそうだ。
そういう支持者にあえて文句を言うつもりはないが、
菅さんには基本的な優しさがないということを見抜いて
いないからこそ、可愛いと思えるのだろうとおもう。
少なくとも、先を見据えての政策などを持っていないようで、
短期的な人気どり政策に寄りかかっている。その原因は二つある。
一つは、長期の政策を考える能力に欠けている。短期的政策に
偏るのは竹中平蔵氏のような、アーリー・スモール・サクセスと
言われる短期間で結果を出せる人気どり政策に偏っているからだ。
竹中氏は以前からそうだったが、菅さんのブレーンとなってから、
ますます自由次第に菅さんを操っているようにさえみえる。
「携帯電話料金値下げ」「デジタル庁設立」「縦割り11番」
「ハンコ廃止」などは若者にもわかりやすいし、人気どりになる。
けれども、菅さんは、どんどん左遷させることでも知られるように
血も涙もない人事をやることでも知られている。自分の本の中で
そもそも権謀術策と言ってもよいほどのものだ。
今の若者は政治を知らない。私たちの世代のものは、若いころに
政治に興味をもって勉強したものだが・・。それも時代の波だろう。
短絡的な、人気どり政策の政治家は先を持ていないから、これからの
30年50年でどうなるかも見通しも持っていない。持っていないとい
ことは、若い世代のことなど知らね存ぜぬといっているのと同じこと
なのだ。なるべく早い段階で、先の見える、先を考えることができる
人に日本の政治をゆだねたいものだ。