いま起こっている感染拡大を第2波と捉えるか、再燃と
考えるかどうか・・私はこれまでは再燃として捉えてきました。
一旦収まったかに見えた感染の流れが、油断した弾みに
再燃してきたものだと考えてきました。
もともと、第2波という言い方の元には、スペイン風邪の時に
起こった一連の流れを参考にして言われてきたことで、わたしも
その概念が念頭にあってのものでした。
しかし、感染の流れをグラフで見ると山があり谷があります。
その大きな山を「波」と考えるならば、現在の山は、まさに2度目の
山であり、第2波と言えるかもしれません。秋以降に来るであろう
第2波??の場合は、もう第2波などとは言わないで、その時点での
山によって第3波とか第4波と言ってもいいのではないでしょうか。
グラフにみる、大きな山の在りかたによって表現するのがいいのかな
と思っています。 現在は、まぎれもなく大きな第2の波が襲ってきて
いるわけです。
東京都を例にとってみますと、 第1の波の山よりも、はるかに高い山が
築かれているのが現状です。 4月の大きな山は200人にも届かなかった
のですが、今回の山は463人という山になっています。全国的にも山の
大きさは倍以上になっています。 緊急事態宣言とは何だったのだろう?
かと思えますが、政府が医療面などで危機感を抱いたということだったと
思えます。 第2の波が予想より早く大きいために、対応がより遅れること
を懸念しています。